オペレーショングループは、大きく二つの顔を持っています。一つは、お客さまからのお申し込みに対する事務的な業務やカスタマーセンターの運営です。契約業務に関するフローやマニュアルを作成するほか、カスタマーセンターへのお問い合わせ内容を想定し、それにどう回答するかを考えます。そしてもう一つが、顧客管理のシステムなど、システム全般を開発・運用していく仕事です。これらの幅広い業務を一つの部署で行う意義は、カスタマーセンターでお聞きしたご要望をシステムに反映させるところまで、一貫して対応できることにあると思います。一例として、当社のお客さま向けサイトの中に電気の使用量をチェックできるページがあるのですが、お客さまから「毎回パソコンを開くのが大変」という声をいただいたことがあります。その声を受けて開発したのが、同じ情報をスマホのアプリで手軽にご覧いただける機能です。そのようにお客さまの声にお応えしていくことに、やりがいを感じています。
以前は大手電力会社で働いていました。そこで経験したことの一つが、コールセンターに関する業務です。電気の供給というのは公共性の高いサービスなので、料金や契約形態などのご要望に対しては、お客さまのご希望に沿うことが難しい面があります。ただ、そういう場面でも、私たちの考えをお客さまに伝えて納得していただかなくてはいけません。どのような説明をすればお客さまのご理解を得られるのか。そうした点を考え、お客さまと関わってきた経験が、今の仕事にとても役立っていると感じます。
東急パワーサプライは、公共的なサービスを提供する会社ですが、一方でベンチャー的な雰囲気があることが大きな特徴です。たとえば、私たちのチーム内のルールとして、「アイデアを思い立った人が自分で資料を作り、空いた時間を見つけてメンバーを集めて提案する」というものがあります。このルールには、年齢や社歴は関係ありません。入社1年目の社員もどんどん意見を出し、自分で積極的に議論の場を作っています。「みんなで意見を出し合える環境で働きたい」という方には、かなりオススメできる会社だと思います。また、私はオフの充実も実感していて、東急グループテニス部の一員として試合に出たり、オペレーショングループのメンバーで駅伝大会に出たりしています。
お客さまから「電気とガスの会社」と言われるのではなく、「生活全体のことをお任せしている会社だよね」と言っていただけるようになっていく必要があると思います。そのために営業やマーケティングの部門が中心となって行っているのが、キャンペーンなどを通じた新しいサービスの提案です。ただし、どんなサービスが生まれる際も、「どのお客さまに何を提案し、どんなメッセージをお伝えするのか」を明確に決め、社内できちんと管理する必要があります。そうした役割を担っているのが、私たちオペレーショングループです。「東急パワーサプライと関わっていきたい」と思っていただくための仕組みを作る、いわば土台の部分。営業担当者がやりたいことを具体的な形にしていく仕事に、今後も力を注いでいきたいと思います。
< コーポレートサイトはこちらから